万馬券になる荒れるレースは事前に予測可能!?
こちらのページでは、過去のコンピデータから様々な条件下での万馬券の出現率データを公開します。万馬券が出やすい条件とはどんなものなのでしょうか?
なお、万馬券は分かりやすいよう「馬連」の万馬券出現率のみ、データは2000年1月から、データ検証時の2007年11月末までの約12000レースを対象としております。(ちょっと古いデータですが、年によって大きな違いはありません。過去の傾向がそのまま現在でも通用しますのでご安心を)
1. 年度別万馬券データ
どの年も11%から13%前後でおさまっています。やはり年度によって万馬券の出現率にあまり差はないようですね。
2. 1位指数別万馬券データ
1位指数が74以下になってくると万馬券率があがってきて荒れるレースになる傾向があります。特に71以下が万馬券が出やすい条件となっています。しかしこれは裏を返せば、混戦のレースのために、万馬券となる組み合わせのオッズの数が単純に多いから・・とも取れます。逆に1位指数が90や88のレースでは、鉄板の実力馬がいるということで、万馬券の出現率は低いようです。1位指数71以下なら波乱度はMAX!イチオシで狙い目です。
3. レース別万馬券データ
メインの第11レースが15.1%と万馬券出現率が高く狙い目です。最終の第12レースもなかなかの数値です。
4. 出走頭数別万馬券データ
やはり16頭立て以上の多頭数が狙い目です。もちろん頭数が多い分、狙うのは難解となりますが・・
5. 馬場別万馬券データ
芝とダートでは、若干ですが芝のほうが荒れる傾向のようです。(ほとんど変わりませんが・・)馬場状態は「重馬場」がやはり荒れるようです。逆に不良馬場となると万馬券率は下がってきます。
6. 距離別万馬券データ(荒れる距離)
それほど万馬券率が高いデータはありませんが、逆にこれを見ると「荒れない距離」がよく分かるかと思います。荒れる距離ってありそうで意外とないものなんです。
特別編 下位指数に着目!
このデータはコンピ指数の下位の指数に着目したものです。下位の馬の力が強いと「混戦レース」だということが予想されますが、実際にはどうなのか検証してみました。
非常に興味深いデータとなりました。さらにつきつめればもっとよいデータが出てきそうですが・・。やはり具体的に数値にするとハッキリしますね。これである程度、荒れるレースを見極めることができそうです。
実は1位指数と下位指数の「ある組み合わせ」ですと、とんでもない率で万馬券が出現するパターンがあったりもします。しかし、ここから先はご自身で検証してください。
とにかくこの日刊コンピは「荒れるレース」を見極める上で欠かせないデータになっています。上記のデータと組み合わせれば、万馬券が出やすいレースがかなり絞れてくるのではないかと思います。